2024.03.22
【Micsig】光アイソレーションプローブ 取扱い開始!
Micsig
光アイソレーション差動プローブ
SigOFITプローブはガルバニック絶縁された光絶縁型プローブです。専用のアッテネータ内蔵チップと組み合わせる事で1GHz帯域においても100dB以上の高いコモンモード除去比(CMRR)を有します。かつ代表的なプローブチップでは1~2pFの低負荷容量で、いずれも従来の光絶縁プローブの性能を圧倒的に凌ぐ特性です。オプティカルアイソレーションプローブで一般的に用いられているMMCXコネクタの耐圧は500Vです。このため、高電圧ではワイドスパンピンヘッダを使用する必要があり、CMRRの劣化は避けられませんでした。SigOFITプローブは高電圧プローブチップにMCXコネクタを採用する事でこの問題を解決しています。ボード実装可能なワイドスパンMCXコネクタ(標準付属)を用いることで、2500Vまで高いCMRRを得る事ができます。ハイサイドスイッチのコモンモードノイズの影響を最小に抑えたゲート電圧波形(Vg)を観測が可能になります。
プローブチップは1:1から1:5000までのラインナップで最大±6250Vの差動電圧に対応します。GaN、SiCなどのパワー半導体はもちろん、ダイヤモンド半導体に至るまで幅広いパワー半導体の波形評価に最適です。
Micsig OFITシリーズは、100MHzから1GHzまで6モデルがラインナップされ、帯域毎に低圧(500V)向けMMCXコネクタプローブチップ、高圧(500V以上)向けMCXコネクタプローブチップが用意されています。MMCX//MCXコネクタ接続以外に、ソルダーイン用のピッグテール同軸ケーブルが標準付属しています。評価したいスイッチ特性に合わせたアクセサリが選定可能です。
パワーデバイス評価で欠かせない高温環境下での測定にもソリューションを提供します。プローブチップは、最大80℃・最長1mのカスタマイズが可能なため、恒温槽内での測定にも対応します。
また、50Ω入力を有する全てのオシロスコープと互換があり、テクトロニクス、キーサイト・テクノロジー、ローデシュワルツをはじめとする多くのオシロスコープでの実績があります。
プローブ電源はType-C PDですので、電池残量を気にせず使用が可能です。
ぜひご検討ください。