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新着情報

2021.10.13

【DSPリサーチ】2.4GHz/5GHz帯無線通信デバイス自動試験システム登場

DSPリサーチ株式会社
型名/品名: JCARETSシリーズ: 2.4GHz/5GHz帯小電力データ通信機器テストシステム


DSPリサーチより、無線LAN、Bluetooth®、Zigbee™等の2.4GHz/5GHz帯の無線デバイスを日本の電波法令に従い、自動試験を行うテストシステムがリリースされました。
総務省の登録証明機関よって動作検証済みの自動測定システムですので、技術基準適合証明用試験設備、技術基準適合性評価設備としてご使用頂けます。



【仕様】

下記の特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の対象となる無線デバイスに対する自動試験を行えます。
電波法免許不要局(法38条の2の2第1項第1号)
■ 証明規則第2条第1項第19号 (WW)
2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム(2400~2483.5MHz)
例) ワイヤレスLAN、Bluetooth®、ZigBee™、Thread™、ISA100™ 等
■ 証明規則第2条第1項第19号の2 (GZ)
2.4GHz帯小電力データ通信システム(2471~2497MHz)
例) ワイヤレスLAN (IEEE802.11b/g/n)
■ 証明規則第2条第1項第19号の3 (XA)
5GHz帯小電力データ通信システム新規定(2019年7月11日から施行)
例) ワイヤレスLAN (IEEE802.11a/n/ac/ax)




ジェイ・キャレッツ(JCARETS: Japan Certification-lab Accredited Regulatory Test System)は、無線通信機器を日本で使用・販売するための義務となる無線性能の規制要件を満たしているかどうかを自動検査する装置です。信頼性の高い測定器によって構成され、総務省の登録証明機関である株式会社ディーエスピーリサーチが試験方法と結果の妥当性を確認したテストシステムです。技術基準適合自己確認制度における品質検査や登録証明機関へ提出する特性試験審査用データとして活用できます。試験項目には、空中線電力、周波数偏差、占有周波数帯域幅(OBW)、隣接チャネル漏洩電力(ACLR)、拡散帯域幅、等価等方輻射電力(e.i.r.p.)、スプリアス発射又は不要発射の強度、副次発射、キャリアセンス、動的周波数選択機能(DFS)等、無線性能とパフォーマンスの試験があります。JCARETS一つでこれら試験を行え、認証機関の試験設備、メーカの品質保証試験、設計・開発における性能評価、生産ラインの抜取検査、輸入販売業者は輸入検査用設備として活用することで商品を安全に市場投入できます。2.4GHz/5GHz帯無線デバイス向けの他、5G NRミリ波帯の自動試験システムもあります。

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