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クロマジャパン株式会社バッテリー信頼性試験システム MODEL 17010H
充放電試験装置
Chroma17010Hバッテリーセル信頼性テストシステムは、高電流/高電力性能試験専用に開発された充放電試験装置で、大型リチウムイオンセル(Lithium-ion Battery Cells, LIBCells)、電気二重層キャパシタ (Electric Double Layer Capacitors, EDLCs)およびリチウムイオンキャパシタ(Lithium-ion Capacitors, LICs)の性能評価、寿命検証等の用途に適しています。
高い測定確度/精度、高速電流応答、充放電ゼロクロスオーバー時間、マルチ電流レンジ等の特徴を備え、電池セルの試験において、容量測定の正確性や性能パラメータ検証、ダイナミック電流・電力試験を助けます。さらに、17010Hは200%パルス電流出力機能を備えており、シングルチャネル連続電流では300A、200%パルス出力では600A30秒のパルス試験電流を供給します。そのため、短時間かつ高速で試験電流を必要とする電力能力や直流内部抵抗試験において有利であるとともに、装置の購入コストを節約できます。
また、大電流のサイクル試験では、機器のエネルギー変換効率がとても重要です。電力回生は必要電力の削減と熱の大量生成を削減し、クロマの制御回路は相対的に低温で動作するため、熱ドリフト現象を効果的に抑制し、部品寿命を延ばすことができます。そのため、17010Hは正確で安定した試験性能を実現でき、リニア回路製品と比べて、さらに高いエネルギー変換効率と電力密度を備え、ラボにおいて配電要件を下げ、運転電力と空調コストを下げ、空間利用率を高めることが可能です。
なお、セル製品と実験の多様性を考慮し、17010Hはチャネル並列機能を提供します。柔軟な並列接続により、最大で2400Aの連続電流と4800Aのパルス電流を実現し、装置の応用性を大幅に向上させることができます。
安全性に関しては、各チャネルに二重電圧保護が搭載されており、独立した測定回路により、試験における安全性を強化しています。さらに、製品のメンテナンス性も向上させ、回路ユニットをモジュール化し、個別に素早く組立ておよび取り外しが可能で、メンテナンスとチャネルバックアップが容易となっております。