DL950は従来のDL850E/EVより、高速なサンプルレートでより長時間の記録が可能となっており、多チャネル同時測定能力も強化しています。
近年のメカトロニクス業界で高速化する信号などの過渡的な変化やノイズを捕捉できるため、製品品質の向上に役立たせることができます。
また、DL950 でも多くの既存モジュールをお使いいただくことができ、すでに保有の資産を有効活用することが可能です。

1. 高速サンプルと高速データ転送で製品品質の向上と長時間計測を支援
同時に発売する入力モジュール「720212」は200メガサンプル/秒でデータを取り込みます。オプションの10ギガビットイーサネットと、ソフトウェア「IS8000」を組み合わせることで、最高10メガサンプル/秒でデータをPCへダイレクトに記録できます。

2. 多種多様な機器の同時計測で製品設計・評価の業務効率向上を支援
入力モジュール「720256」には入力チャネルが4つあり、最大32チャネルの同時測定が可能です。さらに最大5台のDL950の測定タイミングを同期させることも可能です。高精度時刻同期プロトコル「IEEE1588」のマスター機能により、他の測定器との正確な同期計測を実現します。これらによって多種多様なメカニカルパラメータの同時計測を実現し、お客様の製品設計・評価の業務効率向上を支援します。

3. 大画面、タッチパネル、ウィザード形式のメニューで使いやすさの向上に貢献
大画面で直観的でストレスフリーな操作に貢献するタッチパネルを搭載しています。従来機種と同等のメカニカルキーやロータリノブなども残しており、状況に応じてタッチパネルとの使い分けが可能です。また、電力解析、ひずみ計測などのよく使われるアプリケーションを、より簡単に設定できる「アプリケーションメニュー」を用意しました。

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